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소식

韓国 木造の落ち着き 文化再評価 「韓屋」伝統家屋の魅力

  • 작성일2011/08/01 00:00
  • 조회수4,043

 韓国で伝統家屋「韓屋(ハノク)」が見直されている。1960年代以降の経済成長で人々が都市に集中し、住まいはマンションなど集合住宅志向となり、都市開発で韓屋は街から姿を消していた。ところが今世紀に入り、木造家屋の落ち着いたたたずまいが再評価され、ソウル市は旧市街を中心に保存事業を推進。韓屋を利用したしゃれたレストランが次々と誕生するなど「韓屋ルネサンス」となっている。 (ソウル神屋由紀子)

 壁いっぱいにしつらえた窓ガラスから差し込む光で、白い壁と韓屋特有の太い垂木や梁(はり)が際立つ。青瓦台(大統領官邸)に近いソウル市三清洞(サムチョンドン)地区の「シャテーニュ」は、韓屋で仏料理が味わえると食通の外交官にも評判のレストランだ。

 「木材をふんだんに使っているから、お客さんも落ち着いて食事ができるようです」。シェフの崔殷鎔(チェウンヨン)さん(43)は欧州で10年近く修業した後、「伝統ある西洋料理には韓屋が似合う」とモダンな造りの韓屋を探し、2008年に開店させた。

 三清洞から李氏朝鮮時代の王宮「景福宮」を挟んで西側の住宅街にあるイタリア料理店「ラ・ポルタ」は、築80余年の韓屋を生かしている。韓屋は冬、外気が入り寒いのが短所とされる。本来、壁の素材は黄土だが、ここは防寒のためれんがや断熱材を使って改修。門や壁は韓屋の瓦を積み重ねてオブジェのようだ。

 シェフの閔允碩(ミンユンソク)さん(38)は幼いころ韓屋で暮らした。「小学生のころ田舎からソウルに出てきて、ずっとマンション暮らしだった。今になって趣のある韓屋のよさが分かった」

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 韓屋見直しの先駆けは01年、伝統文化保存の一環で、ソウル市が主導し三清洞を含む北村地区で始まった。

 市が06年に実施した住宅調査では、韓屋は市内に2万2672棟。1961年調査時点から約6分の1に。2008年調査ではさらに1万3703棟に急減した。韓屋の大半は1920-60年代の建物。便所が離れにあるほか、台所はしゃがんで作業しなければならない構造など不便な点が敬遠されてきた。

 都心でマンションが林立する中、景福宮周辺は青瓦台の保安・警備の都合で民間建築物に高さ制限が設けられた。特に80年代までの軍事政権下では厳しく、北村は91年まで10メートルに制限。民主化された現在も景観保護のため15―20メートルしか認められていない。このため韓屋が比較的多く残っているのだ。

 市は韓屋補修に助成金を出すなどして支援。北村は再生した町並みを見に訪れる人が増え、観光スポットに。韓屋は画廊や靴店、歯科医院などにも活用されている。

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 なぜ今、韓屋なのか。韓国政府が5月に開設したシンクタンク「国家韓屋センター」(安養市)の李康民(イガンミン)副研究委員は(1)韓流ブームを受けた自国伝統文化の再評価(2)生活水準向上に伴う、画一化したマンション暮らしへの反省(3)木造住宅によって得られる心理的な落ち着き-などを挙げる。

 韓屋暮らしにあこがれる人が増えながらも実現はまだ難しい状況だ。建設費はれんが造りの一般住宅に比べ倍以上。朝鮮戦争(50―53年)後の国産材の供給不足や、60年代以降の強いマンション志向によって木材の流通は発達せず、韓屋を建てる大工は不足している。

 韓国政府も国家韓屋センターを設置するなど、ようやく韓屋文化の振興に本腰を入れ始めた。国土海洋省は今後5年間で約360億ウォン(約27億円)を投入し、建築費抑制や断熱などの技術開発を研究し、韓屋利用を促す方針だ。


=2011/07/04付 西日本新聞朝刊=

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